ノルウェー語:トルスク(Torsk) / ラテン語名:Gadus
タラ目(Gadiformes)は、海水と淡水にすむ幾多の種が属する大きな生物分類上の仲間です。ここではマダラ属を取り上げます。     

タイセイヨウダラ(Gadus morhua)
北米沿岸(ニューイングランドからラブラドール)、グリーンランド南部沿岸、アイルランドやヨーロッパ沿岸地域(特に北海、ノルウェー海、およびバレンツ海)に分布。            

タイヘイヨウダラ (マダラ)(Gadus macrocephalus)
黄海、ベーリング海峡からロサンゼルスに分布。            

グリーンランドダラ(Gadus ogac)
主として北西大西洋、および北極地域に分布。

タラの種類

タラには2種類あります。

定住性沿岸ダラは、浅い海の海底近くに分布。

移動性海洋ダラは、長距離を移動し、海面近くを泳ぎます。            

ノルウェーが捕獲するタラの90%は、冷たく澄んだべレンツ海から来ます。しかし、成長したタラは、毎年、年の内2か月間に限り、繁殖のため、ノルウェー海岸線近くまで移動して来ます。            

回遊するタラの筋肉は引き締まり、長距離を泳いだフィレは独特な歯ごたえを持つ国民的な珍味のスクレイとなります。タンパク質に富んだタラについては「スクレイ」の特集ページでご覧になれます。

特性

その特徴を覚えれば、簡単にタラを見分けられます。タラは、独特なカーブをした白い線が入った長く、力強い魚体が特徴です。3枚の背びれを持ち、下あごにひげがあります。

タラの体の色からどこから来たのかを判別することができます。浅い海から来たタラは赤っぽい茶色、またはオリーブ・グリーンで濃い色の斑点があります。

深海で暮らしたタラの体の色はより明るい、または灰色がかかった色をしています。驚かれるかもしれませんが、タラは40年も生きることがあり、体長も2m、体重60kgにまで成長することもあります。

Cod

メールロワール - 海が味に影響するのでしょうか?

ワインが造られた自然環境を「テロワール」という言葉で表すように、「メールロワール」という言葉は、魚の味はどこの海から来たかによって変わることを示唆しています。

お客様は絶えず食品の原産地について知りたがります。「漁獲27番」だけでは不十分です。メールロワールは、異なる場所で漁獲された魚を差別するひとつの方策となり得ますし、これは、海をきれいに保つことの重要性の認識を広めることにもつながります。

 

テイスティングノート

Map of Europe

沿岸タラ(Bømlo)

外見:かすかな青/灰色のトーンがかかった、フレーク状の白身。香り:甘く、少しミルクのような海の香り。味:ジューシーで甘く、バランスが取れた旨みとコク味と新鮮なほのかな味わい。 

スクレイ(Skrei)、バレンツ海

外見:真珠貝のようなきらめき。香り:若干カニや海草を思わせる、海と濡れた岩の香り。味:舌にコク味を残す、柔らかく、崩れやすいフレーク感。ちょっぴり苦みのあるすっきりとした味わい。 

エーレスンド・タラ

外見:灰色と薄いピンクがかかった白身。香り:温かいミルクの香り。:フレーク感があり、魚感が潜んだ甘くフルーティーな味。 

バルト海タラ

外見:茶色と赤の大理石模様の万華鏡模様。香り:生魚と天日で干した海草の強い臭い。:フレーク感が少ない柔らかい身。比較的酸味が強く、濃厚であるが素朴な味。 

沿岸タラ(Bømlo)

外見:かすかな青/灰色のトーンがかかった、フレーク状の白身。香り:甘く、少しミルクのような海の香り。味:ジューシーで甘く、バランスが取れた旨みとコク味と新鮮なほのかな味わい。 

スクレイ(Skrei)、バレンツ海

外見:真珠貝のようなきらめき。香り:若干カニや海草を思わせる、海と濡れた岩の香り。味:舌にコク味を残す、柔らかく、崩れやすいフレーク感。ちょっぴり苦みのあるすっきりとした味わい。 

エーレスンド・タラ

外見:灰色と薄いピンクがかかった白身。香り:温かいミルクの香り。:フレーク感があり、魚感が潜んだ甘くフルーティーな味。 

バルト海タラ

外見:茶色と赤の大理石模様の万華鏡模様。香り:生魚と天日で干した海草の強い臭い。:フレーク感が少ない柔らかい身。比較的酸味が強く、濃厚であるが素朴な味。 

私たちは、魚の原産地、つまり魚が何を餌としてきたか、いつ、どこで、どのように漁獲されたか、またそのことが味にどのような影響をおよぼしたかという情報を伝えることの重要性を訴える方法を探してきました。「メールロワール」の概念により、魚についての新しい話し方が発展することを期待しています。
Sigmund Bjørgo

Sigmund Bjørgo

NSCスウェーデン理事

バレンツ海のような場所は他にない

冷たくて強い海流、そして強風は、人間にとって厳しい環境ですが、バレンツ海は世界最大のタラの生息海域です。タラはここで力強く発育します。その美味な白身は、最初のノルウェー人が極寒の冬を乗り越えるために必要な栄養源となったのです。            

バレンツ海には食として提供するに十分なタラが生息しています。タラはまず動物プランクトン、オキアミや甲殻類を餌にします。成長するにつれ、カラフトシシャモやニシン等の小魚を餌にします。タラがこの海域で繁栄できるもうひとつの理由としては、順応性が挙げられます。タラは「底魚」で主として海底近辺に生息しますが、海面の近くでも生息できます。

私たちが持続的な漁に主眼を置いているため、ノルウェーのタラを365日食べることができます。年の初めはバレンツ海や沿岸海域でタラ漁をし、その後、ベアー・アイランドのような北極圏に移動します。タラ漁の最盛期は1月から4月にかけてです。